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2026.01.16

採用ブランディングから共鳴経済へ。採用力向上を問い続ける理由

採用ブランディングから共鳴経済へ。採用力向上を問い続ける理由

むすび株式会社が採用ブランディングをやる理由を一言でいうなら、代表の深澤自身が長く「採用」に携わってきたからです。気づけば何度も何度も採用の仕事が目の前に現れ、自分の中で積み重なっていく。それはきっと偶然じゃなくて、採用というテーマが、仕事の原点であり、人や組織の本質に触れる入り口だったからだと思います。

この記事では、なぜ採用ブランディングに向き合うようになったのか、その経緯をお伝えしていきます。

採用ブランディングについて相談したい方はこちらから

最初に描いていた未来と現実

最初に思い描いていたのは、採用の仕事ではありませんでした。もっと「クリエイティブで勝負する」世界に行きたかったのです。大手広告代理店へ行き、経験を積んで、独立して、派手にやりたかった。
でもそれは叶いませんでした。

そして入社したのが地元の会社です。しかし、働きながらずっと「このまま終わりたくない」という気持ちがありました。この感覚は、今振り返ると未熟だったと思います。でも確実に、あのときの焦りや反発心が原動力になっていました。

気づけば採用のど真ん中

次に入った会社では、求人広告の仕事がメインでした。これが、今につながる最初の「採用との深い関わり」だったと思います。そこで不思議と、求人広告の仕事が大きくなっていったのです。

求人広告の経験が「成功体験」になって積み重なった

求人広告は、やればやるほど結果が見えます。反応が出る。採用が決まる。クライアントから感謝される。そういう成功体験が積み上がっていくと、自然と周りから相談されるようになります。

気づけば、求人広告だけじゃなく、採用サイト、採用広報、採用にまつわるあらゆる相談が集まってきました。嫌いとか好きとか以前に、「採用で成果を出せる人」になっていったのだと思います。

採用は切っても切れない関係へ

何年か経ち、「ブランディング」という仕事に挑戦するようになりました。採用よりも派手で、もっと表舞台で戦える気がしていたからです。

しかし、ブランディングの仕事が増えていっても、採用の仕事が消えることはありません。「もう採用は卒業したい」という気持ちもあったのに、依頼はずっとき続ける。そこで「採用の仕事がこれだけ集まるということは、何かしらの意味があるのではないか?」と考えるようになったのです。

採用とブランディングは類似しているという発見

採用とブランディングは類似しているという発見

採用とブランディング、両軸を進めていくうえで、見えてきたものが「採用の考え方とブランディングはとても似ている」ということでした。

たとえば、求人広告をつくるとき、「現状を整理して、課題を明確にして、強みを見つける」という流れでおこなっていました。そしてターゲットを決めて、そのターゲットに強みをどう伝えるかを考えて、コンセプトをつくり、最後にキャッチコピーに落とし込む。

この流れは、企業のブランドを言語化して、届け方を設計しているのと同じです。

採用は「求職者にとっての会社の顔」を決める仕事

当時、ホームページやパンフレットの制作も多く手がけていました。それも考えてみれば、求職者がその会社を知る入り口であり、“会社の顔”そのものです。

つまり制作の仕事に見えても、どこを切り取ってもブランディングなんです。このとき「採用も、制作も、広報も、全部ブランディングなんだ」と感じたのです。

「採用ブランディング」を問い続ける理由

「採用ブランディング」をやる理由

そこからは、何をしてもブランディングに見える状態です。中でも、採用は最もわかりやすく、最もごまかしが効かず、最も企業の本音が出る領域でした。

採用の場面では、企業の理念、価値観、現場の空気、経営の本音が、全部出てます。どれだけ格好いい言葉を掲げても、現場がズレていたら応募者は見抜きます。制度だけ整えても、人が育っていなければ定着しません。採用は、「会社が何者で、どう在りたいか」を問われ続ける領域です。

採用は、企業が“推される”かどうかの入口になる

採用ブランディングが目指しているのは、単に人を集めることではありません。この会社で働きたい、この人たちと一緒にいたい、この会社に関わりたい。そう思ってもらえる状態をつくることです。

言い換えるなら、採用は企業が推される存在になれるかどうかの入口です。

採用ブランディングは企業の核心であり、むすびの使命

採用は、企業の顔であり、ブランドの入口であり、組織の本質を映す鏡です。採用を変えることは、会社そのものを変えることにつながる。そう確信しているからこそ、採用を軸に、よりよい施策を問い続けているのです。

弊社のインナーブランディング事例はこちらをご確認ください。】

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深澤 了 Ryo Fukasawa
むすび株式会社 代表取締役
ブランディング・ディレクター/クリエイティブ・ディレクター

2002年早稲田大学商学部卒業後、山梨日日新聞社・山梨放送グループ入社。広告代理店アドブレーン社制作局配属。CMプランナー/コピーライターとしてテレビ・ラジオのCM制作を年間数百本行う。2006年パラドックス・クリエイティブ(現パラドックス)へ転職。企業、商品、採用領域のブランドの基礎固めから、VI、ネーミング、スローガン開発や広告制作まで一気通貫して行う。採用領域だけでこれまで1000社以上に関わる。2015年早稲田大学ビジネススクール修了(MBA)。同年むすび設立。地域ブランディングプロジェクト「まちいく事業」を立ち上げ、山梨県富士川町で開発した「甲州富士川・本菱・純米大吟醸」はロンドン、フランス、ミラノで6度金賞受賞。制作者としての実績はFCC(福岡コピーライターズクラブ)賞、日本BtoB広告賞金賞、山梨広告賞協会賞など。雑誌・書籍掲載、連載多数。著書は「無名✕中小企業でもほしい人材を獲得できる採用ブランディング」(幻冬舎)、「知名度が低くても“光る人材“が集まる 採用ブランディング完全版」(WAVE出版)。「どんな会社でもできるインナーブランディング」(セルバ出版)。「人が集まる中小企業の経営者が実践しているすごい戦略 採用ブランディング」(WAVE出版)

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