【介護】都内の社会福祉法人:理念を言葉にし、共感で採る。採用ブランディング事例

東京都内のある社会福祉法人は、人が集まらず辞める人も多い介護業界で採用に苦しんでいました。採用ブランディングの前にまず理念を言葉にし、7つのクレドと採用スローガン「仲間になろう、スクラムを組もう」を掲げます。その結果、ほとんど採れなかった状況から新卒・中途あわせて10人の採用につながり、施設の拡張にも踏み出せました。ここでは取り組みの中身と効果を紹介します。

この事例のポイント

目次

課題:採れない、辞める。介護の採用難

人が集まらず、定着もしない。介護業界に共通する採用難が出発点でした。

この法人は、東京都内で介護施設を運営する社会福祉法人です。新卒・中途とも継続的に採用活動をしていましたが、なかなか人が集まらず、辞めていく人も少なくありませんでした。ちょうど事務局長から就任してまもない2代目理事長のもと、採用を立て直す必要に迫られていました。ただし着手したのは、求人媒体の見直しではありません。まず「自分たちは何を大切にする法人なのか」を言葉にすることでした。

「採れない、辞める」の根っこは、理念が言葉になっていないことにあります。まずはご相談ください。
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やったこと1:採用の前に、理念を言葉にする

通常の採用ブランディングに入る前に、法人の理念を言語化しました。

現場の言葉を拾いながら価値観を掘り起こし、7つのクレドにまとめます。「笑顔から始めよう」「挨拶に一工夫」「伝えよう、話し合おう」「叶えるために考える、動く」「一瞬に心を込めて」「チームで乗り越えよう」「絆でつながろう」。これらをクレドブックとして形にし、就任まもない理事長のもとで、法人が大切にする考えを全員で共有できる状態をつくりました。誰を採り、どう育てるかの前に、まず自分たちの軸を言葉にする。この順序が、後の採用を支える土台になりました。

やったこと2:ホームページより先に、採用パンフレットを作る

制作物は、ホームページではなく採用パンフレットを優先しました。

セオリーではホームページから作ることが多いのですが、介護の採用で最初に来るのは、対面で会って話すことです。直接手渡せて、見せながら説明できるパンフレットのほうが、この現場では効果的でした。理念を言葉にした内容を、そのまま対面のコミュニケーションに乗せられる形にする。予算配分の面でも、まず人と会う場で力を発揮する媒体に集中したのです。

何から作るかは、その業界で人がどう出会うかで決まります。設計から私たちが伴走します。
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やったこと3:強みの核を定義し「仲間になろう、スクラムを組もう」を掲げる

強みの核を定義し、それを採用スローガンへと磨き上げました。

この法人は、チームワークを重視する経営を強みとしていました。ただ「チームワークが強み」はどの会社でも挙がりやすい言葉です。そこで、この法人ならではのチームワークとは何かを深掘りしました。介護は24時間体制で、夜勤を挟みながら担当者が交代し、人から人へバトンを渡していく仕事です。だからこそチームワークが標語ではなく実体として根づいている。その独自性を、社員自身が自信を持って語ってくれました。こうして生まれたのが「仲間になろう、スクラムを組もう」という採用スローガンです。

効果:新卒・中途で10人採用、施設の拡張へ

理念と言葉が定まったことで、採れなかった状況が動き出しました。

ほとんど採用できなかった状態から、新卒5名・中途5名、あわせて10名の採用を実現。しかも、法人の考え方に共感する人材が採れたことが大きな成果でした。人が採れたことで、それまで人手不足で踏み切れなかった施設のリニューアル・拡張にも着手できます。新しく就任した理事長が、アクセルを踏めるようになったのです。採用の入り口を理念の言語化から始めたことが、法人の未来そのものを前に進めました。この取り組みは、協業した大手求人サービスの年間ベストプラクティスにも、効果を出した事例として選ばれました。

よくある質問(FAQ)

Q. どんな法人の事例ですか。
A. 東京都内で介護施設を運営する社会福祉法人です(社名は非公開)。チームワークを重視する経営を強みとしています。

Q. なぜ採用の前に理念の言語化から始めたのですか。
A. 誰を採り、どう育てるかを決める前に、法人が大切にする軸を言葉にする必要があったためです。7つのクレドをまとめ、価値観を全員で共有できる状態をつくりました。

Q. なぜホームページより先にパンフレットを作ったのですか。
A. 介護の採用では、対面で会って話すことが最初に来るためです。直接手渡せて、見せながら説明できるパンフレットのほうが、この現場では効果的でした。

Q. どんな成果が出ましたか。
A. ほとんど採れなかった状況から、新卒5名・中途5名のあわせて10名を採用しました。法人の考え方に共感する人材が採れ、施設の拡張にも踏み出せました。

Q. 介護・福祉以外にも応用できますか。
A. できます。採りにくい業界ほど、求人媒体を見直す前に「自分たちは何を大切にするのか」を言葉にすることが効きます。詳しくはお問い合わせください。

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