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まちいく

2019.09.25

本菱を売ってくださる店は何が違うのか。

弊社「まちいく事業」では山梨県富士川町で「まちいくふじかわプロジェクト」を2016年から継続して開催してます。120年前にこの町で途絶えた日本酒「本菱」を復活させるプロジェクトです。その昔、富士川町(旧鰍沢町・旧増穂町)は、富士川舟運で栄えた物流の拠点であり、宿場町。山梨や長野の年貢米が集まったことから、かつては酒蔵が多く、本菱も記録からかなり飲まれたお酒であることがわかっています。

本菱はプロジェクトメンバーともに2017年に復活。今年で3回目の復活を遂げ、少しずつではありますが、東京でも飲めるようになってきました。そのうちのひとつ、五反田の「焼き鳥・水炊き たから」さんでは、かなり本菱が飲まれているお店です。何が違うのか、社内のメンバーで勉強も兼ねて実際に行っていました。

まず、壁に本菱が海外で受賞した記念のチラシを張ってくださっており、表面と裏面のストーリーも2枚セットで張っており、アピールされていました。ゆっくりと読めるようにか、トイレにもありました。レジにも名刺カードが置かれています。

おすすめの日本酒欄に「本菱」も書かれており、「それだけで興味をそそられ、珍しい銘柄ということもあってか、かなり出る(店長談)」のだそうです。

料理は素材の味が十二分に活かされ、しかししっかりとした軸のある味が出されており、日本酒にとても合うことも本菱が進む要因かと思いました。これから本菱を導入くださるお店の参考になるように、早速導入事例をまとめました。ブランディングは毎日の継続。その思いをしっかり届けるためには、どのように伝えていくのかも大切なのだと改めて感じました。

(深澤)

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