採用ブランディング認定ディレクター®

Director 採用ブランディング認定ディレクター®のご紹介

小平 明

小平 明Akira Kodaira

したまち仕事舎

出身校:立教大学
特技:緊張しないこと

■経歴
1993.3 立教大学文学部卒業
1993.4 株式会社髙島屋入社
建装事業の営業担当、婦人雑貨・ラグジュアリーブランドのリテールマーケティングを経て人事担当。経営戦略、人事政策に基づき要員計画、採用計画立案、タレントマネジメントにあたる。
2016.9 「したまち仕事舎」として独立
「雇う、育てる、見守る」地域コミュニティの創造をコンセプトに、地域に根ざした企業の経営課題の解決を目指す。

2020.3 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科博士課程前期修了
2020.4 同博士課程後期在学中(組織間関係、デザイン経営、ブランドデザイン)

流通経済大学経済学部准教授(2024.4〜)
経営管理学修士(MBA)
帝京大学非常勤講師(帝京大学短期大学、リテールマーケティング)

■自己紹介
大手百貨店でブランド×人事という2つの柱で活動してきました。ここでは、化粧品やアクセサリーからハンカチといった婦人雑貨や、ラグジュアリーブランドの売場運営を任されていました。また人事部では経営方針に基づいて採用からタレントマネジメントまで担当し、会社とそこで働く方々双方の成長にコミットできたと自負しています。
とはいえ百貨店に並ぶ品物の多くは、地場産業や伝統産業に支えられており、産業の空洞化や後継者不足という課題を抱えていました。そこに携わる企業様や働く方々、地元の住民の方々の困りごとを解決したい。そのような想いから2016年に独立し、モノづくり産業の価値の導出、向上に向けてのお手伝いをさせていただいています。主に服飾産業を中心に組織力強化や能力開発、採用力の強化に向けた支援を行なっています。
2020年からは大学院での研究も実務と並行して行なっています。デザイン経営やブランドデザインなどの最新の知見を抽象化し、実務に還元することを目指しています。
「ブランド」とは高級商品のことでもマークやロゴだけでもなく、また対象も顧客だけではありません。企業に関わる全ての関係者が対象であり、そこで働く人もブランドを背負っています。ブランディングの効果は他社との差別化を図ることだけではなく、企業の方向性を照らし出し、従業員のモチベーションアップにもつながります。採用活動も例外ではありません。「採用ブランディング」パートナーディレクターとして、採用力の強化を手始めに、企業様の中長期的な発展に寄与していきたいと考えています。

■パートナーディレクターになろうと思ったきっかけ
独立後すぐ、とある企業の採用業務の立て直しを依頼されました。その会社では若い数名の人事の方に採用業務を任されていました。いや、任されていたというより放ったらかしにされていたのが実態でした。採用数の目標だけは役員や営業部門から厳しく言われるので、あらゆるサイトに広告を出し、あらゆる説明会にブースを出し、思うように人が集まらなければエージェントの言われるままにオプションに追加料金を注ぎ込んでいました。(人が困れば困るほど利益が上がる人材ビジネスに対する違和感が生まれたのもこの時です。しかも追加料金を払っても根本的な課題は解決しない。)そして何とか目標数を達成しても「使えない」などと文句を言われ、続々と退社していく。そこは私がこれまで経験していた採用業務とはかけ離れた世界でした。
会社の成長のためにどんな人材が必要なのか。入社し、活躍してもらうためにはどのような活動をすれば良いのか、役員や営業部門を巻き込んで改革を図りましたが、会社が一体感を持った採用活動を行えるまでには至らず、悔しい思いをしました。
その後も、離職率が高いため人数だけにコミットした採用活動をする企業や、働く目的や意義を考えずに条件だけを見ている求職者の方にお会いすることもあり、その度に心の中にモヤモヤした感情を抱いていました。そのときに出会ったのが『採用ブランディング』という本でした。私のモヤモヤが見事に言語化され、企業が取り組むべきことが「ブランディング」の視点から明確に整理されていました。2018年のことです。
それから数年を経た現在、縁あってパートナーディレクターとして活動させていただくことになりました。私の想いは、人が集まる=採用力をつけることを手始めに企業様の発展に寄与していくこと、そして採用に関わった方々や、入社された方々が誇りを持って活躍していただくことに他なりません。その世界を実現するために尽力していきたいと思います。よろしくお願い致します。

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